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イタリア・ルネッサンス街道8日間の旅に出発です。(27 Mar. 〜 3 Apr. 1998)

ミラノからご覧いただくと、ローマまでリンクしています。

 古くて新しい街”ミラノ”では、ゴシック建築の最高傑作であり、ミラノの歴史と共に歩んだミラノ・ドゥオーモを見て、只々、感動の一言です(これがまさにゴシック式であるとドゥオーモが迫ってきます)。その完成には約450年というとてつもない年月がかかっています。そして、この街を闊歩してわかるのが『ミラノ・ファッション』である。先入観(観光旅行誌の読み過ぎ)があったかもしれないが、パリ(Paris)の街とここはその様に私は感じました。

 水上都市”ヴェネツィア”では、なんといってもゴンドラでの遊覧でしょう。その情緒あふれる街並みが感じられるところです。また、ここでのホテルはヴェネツィアで取ることをお薦めします。

 花の都”フィレンツェ”ともいわれますが、『赤煉瓦の屋根が美しい芸術家たちの都』といった方がいいと思います。175年の歳月をかけて建設されたドゥオーモ(花の聖母教会)をはじめ、シニョリーア広場はヴェッキオ宮殿と沢山の彫刻が並ぶ彫刻廊ロッジア・デイ・ランツィからなり、さながら野外美術館です。この広場にあるカフェ『Rivoira』のテラス席で見るのも良いでしょう。私は共和国広場にある1733年創業の歴史を感じるバール『Gilli』のテラス席でフィレンツェを感じていました。

 永遠の都ローマ。カトリック教会の総本山がある街。すべての道はローマに通ず。2500年の歴史が見える街とでも申しましょうか?

美食の国 『イタリア』 食べ物は日本人の口に良くあうと思います。

 でも、こちらの方は少しせこいような気がします。某旅行誌にヴェネツィアのサン・マルコ広場のカフェLavenaでのこと・・・・お勘定、合計3万リラだったので、10万リラ札を1枚出した。すると次の瞬間、レジの人が1万リラでは足りないとのことで、1万リラ札を見せられる。お客は自分が間違ったと思い2万リラ出す。後でお客は10万リラが無くなっているのに気が付く。お店に戻ってレジをしたウェイターに「支払いが間違っていないか?」と聞いてみる。そのウェイターは「貴方のテーブルの下に落ちていた」と10万リラを返してもらう。お客は1万リラ得をする。嘘のような本当のお話です。

 私もタクシーでこれと同じようなことがありました。私は直ぐに気が付き、大きな声で「確かに出した!」(日本語で)と言った。すると、運転手は何かをしゃべり、お釣りを多くくれました。共通しているところは、前者は10万リラが1万リラに、後者は1万リラが1000リラに変化したのと、騙される前に必ず笑顔で接してくることである。お勘定は必ずゆっくりと確認しながら出すことである。変な話だが騙される方が悪いと考えると、変に納得できるのである。結構いい加減で生活を楽しんでいるようにでも見えるのですが・・・。

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